当コラムの第8回で示しましたように、「鼻のつまり」から口呼吸となり、のどの乾燥感を生じる事がありますが、ストレスや緊張状態が続く時も口の中がカラカラになります。このような時は水分を補給すれば改善されますが、「のどの渇き」の原因がはっきりせず、水分の摂取量や尿量が異常に多い場合は心配です。このような症状が続く場合は、全身疾患が疑われる事がありますので注意が必要です。
この疾患になると血液中の糖分が異常に増え、それを体外に出そうとする生体反応が働いて尿量が増えます。減ってしまった体内の水分を補おとしてのどが渇きます。
体の中の水分を必要以上に排泄する病気で、抗利尿ホルモンという尿の量を調節しているホルモンの不足が原因です。
ストレスや緊張からのどが渇き、必要以上に水分を取り多尿になります。色の濃い尿が出るのが特徴で、ひどくなると精神安定剤の投与が必要になる場合もあります。
涙や唾液の分泌が悪くなる免疫異常の病気で、眼やのどが渇きます。
加齢により唾液腺が萎縮し、唾液の分泌が少なくなってのどが渇きます。
高齢者は口渇感を自覚し難いため、水分補給を忘れて脱水症になりやすくなりますので、周囲の人の注意が必要と思われます。
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